日の本の國、日本人を育てるもの、磨くもののblog

今世界に一番影響を与えると言われている日本人。和を生む日本固有の自然観、死生観、歴史観をつくるもの、日本語、建国の歴史、江戸末期からの近代史などについて、開発者として経験を通して感じ取ったものを書き綴ります。

カテゴリ: 言霊・数霊

 地球上いると動いているように感じませんが、太陽系の外から俯瞰しているとすると、地球も太陽、その他の星も同じ位置にいません。ものすごい速度で動いています。


 確か太陽系ははくちょう座のベガの方位に向かって進んでいると天文学をしている方から聞いたことがあります。

 方位のエネルギー、磁場のエネルギーには大きなものがあります。日常的に大きな影響をもたらしているものは、自宅と職場ですね。

 運がよい方は、善い磁場の所に自宅があり、運氣が上がる方向に毎日通う職場があります。

 運がよくない方は、その逆が多いということになります。運氣が善くない場所とは共通しているものがあります。

 美輪明宏さんは以下のように書かれています。
「何をやっても、どんな商売をしても、上手くいかない土地というものがあります。

いくら科学が発達したといっても、マイナスの磁場が強い場所、そういう場所の磁場を調整する機械というものはまだありません。

そういうものが出来れば,そこにでも住めるようになるのですが、ないとなれば、引っ越しなどをする際には、その土地のことをよく調べなければならないということになります。」

 善い人生を送るには、よき地場の家を手に入れることはものすごいアイテムを手に入れたことになります。

 旧華僑の方々が、風水師の方を大切にしている理由がわかります。医師、弁護士より報酬が高いのが風水師です。

善き未来を引き寄せる方法を教えてくれるのですから、受けとる価値から観ると、問題が起こってから対処する医師、弁護士より、未然に予見し、回避し、運命を転換するのが、価値が高いですね!

 皆さんはものの価値をどのようにして、測っていますか!?

 神道では14は基本の数霊です。4画の漢字にも意味があると思っています。

 今回はお金の単位にもなっている「円」と「元」について観ていきたいと思います。

 「円」はご存じの通り日本の通貨の単位ですね。ローマ字表記は“YEN
となっています。正確な発音は”イェン“となりますね!氣がついていましたか?

 ”EN
でないのはなぜか分かりますか?
 言霊で観ると、“Y
は永続、繁栄の父音です。

 この様なことに氣づくこと、考えることが、ヤマトの文化を学び、理解すること、そして使命を感じるのに重要な学びにつながることになるのではないかと思います。

 「円」、元字では「圓」で13画、各桁を足すと、1+3=4ですね。形声文字で、音符は“いん”です。“員”には“えん”の音もあります。

 

 「圓」は円い鼎(かなえ、煮炊き用の青銅器製の、祭祀に使う噐)の上に、口の部分が円いことを示す“○”を“員”に加えたものです。

 これが“まるい”の意味になりました。

 通貨の単位に“まるい”を使うようになったのは、“わ”に通じているからでしょうか!?

 今回は”タマ”に続いて、“シヰ”を観てみます。

 “シ”は、ヒトの心が心の中に向かい静かに治まる働き、純正、元、共生の父音。静かにして欲しい時、“シー”っていいます。

 “サー”とか“スー”では静かにする感じが湧いてきませんね!“シー”がシックリきます。

 
サ行の音は、“波がサーと引く“、”胸のつかえがスーとする“、”息を合わせる“セーの”というかけ声、”扉をソーと閉める“などどれもエネルギーが収まっていく感じがしませんか。

 身体が機能しなくなることを“死(シ)”、エネルギーがクニタマ、地球の中心に静かに収まっていくことを指していることになります。

“ヰ(yi)”は現れ出てきた動きを持続させる働き、繁栄、希望、感謝の父音。Yにはこの様な意味があるので、日本通過の単位は円です。お札を見ると“EN”ではなく“YEN”となっています。

“Y“がついているのには、永続的な繁栄、希望、感謝の意味が込められています。

 「シヰ」、どちらも天の意志を受ける、”i“に収まる父音。

 まとめると、「繁栄、希望、感謝のエネルギーが心の中心に向かって静かに収まるさま、元に還るさま」となります。

ヲシテのに書かれていることだと、クニタマ(地球)に還るということになります。

 数霊で観ると、”シ“=15、”ヰ“=40で合計55.自分の内なる中心軸である「誠」に戻る数霊。

 同じ数霊に「誠」、「道」、「未知」、「起死回生」、「弦」、「陽子」などがあります。

 この世から観ると「未知」の世界であり、「弦」の様にふるえるもの。
生まれ変わるとすると、「起死回生」、「タマ」の新たな「道」をつくるチャンス。地球を構成しているものの「陽子」に還るかもしれません。


 日本語は一音一音に意味があり、組合せることでさらに固有の意味づけをしています。

 古の智慧であるコトタマから観ることで、観えてくるものがありましたでしょうか。

 縄文、ヲシテの時代、魂は、“タマ”と“シヰ”に区別され、“タマ”は宇宙の源からもたらされるものであり、“シイ”は地球上のものから由来してくるものとされていました。

 
“こんな風ならすてきだな”、“さらにこうなればいいな”という誰もがのぞむ本質のものを求める感性、心を“タマ”とよんでいました。

 身体を持つがゆえの自己を満たす欲求、心、“腹が減った”、“もっと欲しい”などのものを“シヰ”と区別していました。

 身体をもってこの世で暮らすには、両方は必要なものであり、自動車の左右両輪のようなもの。異なるところからもたらされたものであるから、違っているということになります。

 人の心を成り立たせている二大要素を“タマ”と“シヰ”。それが死ン至ると、それぞれが源に還ることになる。

 心の要素、“タマ”と“シヰ”を結びつけていたものが、結いを解く、ほどけて宇宙の源と地球、クニタマに還っていくこととして捉えていたとのことです。

 

 言霊で“タマ”を観ると、“タ”は、躍動エネルギーの空間、躍動意識、進展、拡大と愛、感情、宗教心の母音から生まれた子音。

“マ”は自身の判断力で生活を発展させるために種々のものを結びつける働き、中道、愛の形の父音と愛、感情、宗教心の母音から生まれた子音。

 

どちらも“Aの母音をもっています。まとめると、「愛、感情、宗教心を意識と結びつけ躍動エネルギー空間、意識を進展、拡大させるための元」というところでしょうか。

 数霊で観ると、”タ“=16、”マ“=31で合計47。命が躍動する有機的な数霊。今あるエネルギーを上昇気流に乗せ、新しい夜明けをもtらすもの。ヒトと同じ47です。

 宇宙の中心には愛があふれた躍動するエネルギーが集まっているところのようですね!

 言霊、数霊両面からもしっかりとしたつながりを見ることが出来ます。

 次回は、もう一つの、“シヰ”について観ていきます。

 「ヒト」の意味の一つに、自然人と法人とあります。会社という実態を物理的に特定できないものも、「ヒト」と言うところが面白いです。

 見えるものと見えないものをエネルギー的にとらえる日本文化の表れでしょうか!?

 ヲシテの文献では、五つの元素である、ウツホ(エネルギー空間)、カゼ(エネルギーの流れ)、ホ(上昇するエネルギー)、ミツ(水)、ハニ(大地、エネルギーの循環)がバランス良く混じることで、ヒトが生じたとあります。

 クニタマ(地球)に初めて生じた「ヒト」をアメノミナカヌシのカミ(祖先神の意味)となっています。

 言霊的に観てみると、 五元素つまり“アイウエオ”が混ざり合って「ヒト」が生まれたことになります。

 女性のことを“イモ”とよび、男性のことを“ヲセ”とよんだとのことです。伊勢の地名はこの“イモヲセ”の頭文字を合わせて“イセ”と名付けたそうです。

 言霊での意味を観ると、“ヒ”は、ものごとの事態をしっかり把握し、表面に完成させる働き、創造、膨張、建設の父音。

“ト”は、躍動のエネルギー空間、躍動意識の概念を表す、進展、拡大の父音と経験を緒のようにつなげていく経験知の母音から生まれた子音。

 まとめると、「多くのことを経験し、ものごとをしっかり把握し、躍動のエネルギー空間を膨らませ、拡大し、躍動意識を完成させるもの」というふうになります。

 思考が現実化すると言うことが言われますが、「ヒト」に込められた意味を観ると、“意識が世界を創る”と言うことが見えてきます。

 数霊では、“ヒ”=30、“ト”=17で合計47。命が躍動する有機的な数霊。今あるエネルギーを上昇気流に乗せ、新しい夜明けをもたらす数。都道府県の数も47。

 同じ数霊に「命」、「花」、「華」、「玉」、「友愛」、「夜明け」、「御神酒」、「味噌」などがあります。

 21世紀は日本人が「ヒト」の本来持つエネルギーを開花し、新たな自然、種々のヒトと共生する時代の夜明けではないでしょうか!?

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